ALLIANCE アライアンス―人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用 著者/リード・ホフマン出版社/ダイヤモンド社 最先端のビジネスやサービスが生まれるシリコンバレーの成功要因を”雇用形態”という視点で考察。シリコンバレーでの雇用の仕方には、優秀な人材を採用し、パフォーマンスを十二分に発揮してもらうためのヒントがたくさんあります。いつの日か日本でも、この"アライアンス"という考え方が主流になっているかもしれません。 新・観光立国論 著者/デービッド アトキンソン出版社/東洋経済新報社 現在は日本企業の社長であり、元々は敏腕金融アナリストの著者が、日本でもてはやされている「おもてなし頼みの観光戦略」を論理的に喝破し、観光立国として在り方と目指すべき方向性をわかりやすく説いた一冊。 耳の痛い話も多いが、日本の観光立国としての可能性が感じられ、元気になれる良書です。 日本人の誇り 著者/藤原 正彦出版社/文藝春秋 今の日本は、どうも「芯」がない気がします。この本を読み、その理由が明確になりました。日本人は歴史事実を事実として真正面から捉え、学び、どう生きるかをもっと真剣に考える必要があります。いわゆる「日本人らしさ」に誇りをもって次の時代を生きる準備をしなければ、と痛感しました。 私はコンシェルジュ 著者/阿部 佳出版社/講談社 「言葉の向こうの心を読む、攻めのおもてなし」をするのがコンシェルジュの仕事だと主張しています。攻めのおもてなしをするには、幅広い知識と経験を身に付ける必要があります。めったにない問い合わせにも対応できるよう、日々、努力を重ね、かつ、同じ仕事の繰り返しも飽きずに取り組むことが肝心だと阿部さんは訴えています。 嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え 著者/岸見 一郎・古賀 史健出版社/ダイヤモンド社 本書は、豊かな人生を歩むには、これまでの自分の生き様に囚われず(トラウマなんて気にせず)どんな人生を歩みたいのかをデザインし、このイメージに向かって生きていく勇気を持つよう、勧めています。これまで、脛にたくさんのキズをつけてきた我々の気持ちを楽にしてくれるだけではなく、自身の可能性にかけてみようとの希望も与えてくれます。 大前研一 日本の論点 2015~16 著者/大前 研一出版社/プレジデント社 大前研一氏は、問題指摘方と揶揄される評論家とは異なり、取り上げた問題に対する解決策(政策)を必ず提示します。 しかも、これまで彼が提言した政策は、政治、経済という分野に幅広く展開もされています。 自社の近未来を展望するネタ本としての購読をお勧めします。 経営者に贈る5つの質問 著者/P.F.ドラッカー出版社/ダイヤモンド社 経営コンサルタントの大家ドラッカーが経営者に問う5つの質問に真剣に向き合うと、経営の軸がブレル以前に、軸が明確でないことに気づきます。 経営の軸が明確でなければ、もぐら叩きのような対処療法を続けるだけで、経営活動の質は一向に高まりません。事業計画を立案する時期に、ドラッカーの5つの質問と格闘してみてはいかがでしょうか。 「本気で生きる」以外に人生を楽しくする方法があるなら教えてくれ 著者/我武者羅應援團・武藤 貴宏出版社/ディスカヴァー・トゥエンティワン 自称プロ応援団団長が若人に送る、真剣に本気で生きることの醍醐味論。目の前の問題から逃げないことが、自分が自分を認める、最良の方法であると武藤氏は自分の体験から力説しており、私も、この考えに賛同できます。新入社員に、パート・アルバイト社員に、特におすすめできる本です。 1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ 著者/氏家 健治出版社/SBクリエイティブ ガトーショコラ単品で、1ヶ月に1,000万円以上を売り上げるお化け業態。こんな成功ストーリーを生み出すのに、著者は、ち密に工夫を凝らします。商品作りから、パッケージ、そして、SNSなどもからめたマーケティングまで、全てが考え抜かれた戦略があります。 選択の科学 著者/シーナ・アイエンガー出版社/文藝春秋 社会心理学者の著者が、数々の実験を通じて、人がどんな影響を受けながら、物事を選択しているかを解き明かしています。自分で意思決定しているつもりが、そうではない。そんな本質を教えてくれます。 9 / 13« First前へ...7891011...次へLast »