#30
【Honyaku -本厄-】
●W杯も残すところオランダvsスペインの決勝戦を残すだけとなりました。毎回、感じることですが、この種の大会は、準々決勝が終了すると急に淋しくなりますね。個人的には、日本にも勝ったことですし、三度目の正直ということもあるのでオランダに勝って欲しいと思います。(オレンジは当社のコーポレートカラーでもあります!)
●さて、今回のSomething H のテーマは【Honyaku -本厄-】です。2010年は、私にとって本厄の年です。本厄の数え42歳は、中高年期への過渡期に当たる事から、人生のうちでも曲がり角でもあり、男性の場合は社会的にも責任が重くなり、それゆえ精神的・肉体的にも疲労などが多く、非常に多忙な時期でもあり、不慮の事故やけが、病気なども起こりやすいとされています。ただ、統計学的な裏づけも、科学的な根拠もなく、単なる迷信とも言われています。どちらかと言えば、私も特に気にしていません。
●むしろ、数え42歳という年齢は【厄年】ではなく、さらなる飛躍を狙う年、これまで以上に躍動する年という意味で【躍年】と捉えた方が適切でしょう。ただし、厄年を躍年とするためには、そこまでの過ごし方や時間の使い方が重要になってくるのだと思う。以前、読んだ本に「20代の仕事は30代で大きな仕事を任せてもらうための予選会、30代の仕事は40代で天職に就くための予選会」というようなことが書いてあった。齢40を超えて、まったく、その通りだと思う。
●少し前に、自分の仕事について考えてみた。いくらの報酬まで引き下げた時に、この仕事は続けられないと感じるかをイメージしたのだが、結論はゼロ。無報酬でもこの仕事をやりたいと思っている自分がいた。もちろん、無報酬では大切な家族を養っていけないので、別に食べるための仕事をしなければならないのだが、コンビニのアルバイトでも、学習塾の時間講師でも、その気になれば仕事は何でもいい。そういう意味で、私は、厄年にして天職に巡り会っていることになる。だからこそ、この仕事でさらなる躍動と、大いなる飛躍をしなければならない。
●高校や大学の同窓会に出かけると、とかく健康の話題が多くなる。健康はもちろん大事だが、こういうところで、仕事や経済、政治や社会の話をしたいと思う。そういうことに強い関心を示し、将来のビジョンをイメージしていくことが躍年でもある我々世代の使命なのだから。本厄の年も折り返しを迎え、そのようなことを考えている今日この頃です。
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